英語の絵本「Little Polar Bear」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「Little Polar Bear」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「Little Polar Bear」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜12歳
重さ・サイズ:360g・縦約29.3cm✖️横約22cm✖️厚さ約0.9cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:32ページ
英文法のポイント : 現在形、過去形、比較級



「Little Polar Bear」の作者
Hans de Beer / オランダ
出版社紹介ページ
https://www.simonandschuster.com/authors/Hans-de-Beer/2130381769
Hans de Beerさんの他の作品
Hans de Beerさんはオランダのアムステルダム近郊のマイデンで生まれました。歴史を簡単に勉強した後、彼はアムステルダムのリートフェルト美術アカデミーで勉強を終えました。ハンスの美術学校卒業プロジェクトであるLittle polar bearは、彼に世界的な成功と数え切れないほどの賞をもたらし、これまでに30の言語に翻訳されてきました。
「Little Polar Bear」のストーリー
この絵本は初めての狩りにでかけた北極熊のラルスとお父さんですが、ラルスが寝ている間に氷が割れて、海に一人になってしまいます。運良く流れている樽につかまり、流されていくと辿り着いたのは熱帯地方でした。ラルスはどのようにお父さんのところへもどれるのかというお話です。
今日はラルスにとって特別な日です。彼はお父さんと最初の狩りにでかけます。ラルスはお父さんと同じように全体が白いです。実際北極熊のラルスが住んでいるところは氷と雪で覆われていて全てが白いです。ラルスのお父さんは彼にあらゆる種類のことを教え、足跡を辿り方、泳ぎ方、潜り方などを話して教え、ラルスは静かに注意をして聞きます。お父さんが潜ってなかなか出てこないときにはラルスは心配になりましたが、お父さんが現れたときには大きな魚を持ってきました。寝る時間になると、お父さんは「風から守るために雪を大きく積み重ねなさい。」といいました。ラルスは雪を積み重ね、疲れてすぐに眠りました。しかし、夜の間に氷が割れ始めました。ラルスが横渡っていたところが割れました。朝になりラルスが目覚めるとラルスは海の真ん中にいました。暖かくなり、氷がどんどん小さくなります。氷が完全に溶けるとラルスは大きな漂流している樽を見つけ、幸運なことにラルスは樽につかまり上にのぼることができました。嵐が激しくなります。彼は樽につかまっているときおとうさんのことを恋しくおもい、積み上がった雪を恋しくおもいました。
嵐の後、ラルスは長い間海に浮かびました。そしてついに島をみつけましたが、氷や雪がありません。ほとんど緑とで太陽がとても暖かいです。注意深く、ラルスはビーチにおりました。ビーチは暑くて黄色く、ラルスの手を焼きました。彼は近くの川に走っていき、入ろうとすると川から大きな日に焼けた動物が「ぶー」といって出てきました。ラルスはすぐに隠れました。大きな日焼けした動物は「冗談だよ。私はカバのヘンリーです。あなたは誰?なんでそんなに白いの?」ラルスは「私がきたところはすべてが白いです」ラルスはカバに自分の長い旅を話し、どのようにお父さんのとこに戻るか聞きました。そしてカバは「あなたを救えるのはワシのマーカスしかいないよ、彼は世界中を旅しているから、あなたがどこからきたのかどうやって戻れるのか知っているよ。川を越えて、ジャングルを通って、山を登って彼にたどり着けるよ」と言いました。ラルスは泳げないというとカバは背中に乗せてくれました。
ラルスはジャングルで見るものに驚かされました。ヘンリーは根気よいく説明しました。ラルスは木と呼ばれる背の高い茶色のものが特に好きでした。登るのがとても楽しかったです。ジャングルの端で山がはじまりました。山はすこし涼しく、ラルスは心地よくかんじました。ヘンリーは登るのが難しそうでしたが、ラルスはどこに足をおいたらいいかを教えました。ヘンリーが疲れて、今日は休むことにしました。見渡すと土地と海が見え、ラルスはホームシックになりました。「元気を出して。すぐに家にかえれるよ」とヘンリーは言いました。次の日高く登ると、ワシのマーカスにあいました。「マーカスは無愛想だけどとてもフレンドリーだよ」とヘンリーは言いました。ヘンリーはおはようといい、それからなぜ彼らがここにきたのかを説明しました。マーカスはラルスをみて「北極熊が熱帯地方にいるの!遠いところからきたんでしょう?。私はあなたの戻りをアレンジできるよ。明日の朝、ビーチでサムソンにあなたをつれていってもらいます。」次の朝はヘンリーとラルスは海でマーカスに会いました。「時間ぴったりだ」というとおおきな灰色の鯨がきました。ラルスはその鯨に乗りました。ヘンリーはうれしそうでしたが、さみしそうでした。ヘンリーにありがとうと伝えて、北極へと向かいます。
サムソンは氷と雪で囲まれた場所まで泳いました。「ここはあなたの家の近くにちがいないよ」といいました。ラルスは「お父さんだ!おとうさん、戻ったよ!」というとお父さんは信じられませんでした。ラルスは鯨の上に乗っていました。ラルスのお父さんはラルスを探し回りとても疲れていて、しかし彼はサムソンにお礼のお魚をとりました。サムソンは手を振り泳いで行きました。お父さんは「まっすぐ家に帰ろう。お母さんがとても心配しているよ」家に帰る途中でラルスはお父さんに見た素晴らしいものを話しました。「白い動物にはあわなかったの?」とお父さんが聞き、「誰もね。カメレオン以外。だけどカメレオンはカウントしないよ」といいましたが、この冗談はお父さんには通じませんので、自分で笑いました。



「Little Polar Bear」の英語の難易度
難易度
英語のポイント
Lars = ラース; ラールス; ラルス; ラーシュ; ラオス; ラーズ; ラッシュ; ラルシュ
track = (車・船などの)通った跡、わだち、航跡、(人・動物の)足跡、(足跡でできた)小道、踏みならした道、鉄道線路、軌道、通り道、通路
crack = 裂け目、割れ目、(陶器・ガラス器などの)ひび(割れ)、きず、(ささいな)欠点、欠陥、(ドア・窓・板などの)わずかな開き、すき、ちょっと、すこし
barrel = (胴のふくれた)たる、1 たる(分)、1 バレル(の量)、(ものの)胴体、銃身、砲身、(機械の)円筒、胴、(時計の)ぜんまい箱、(ポンプの)筒
drift = 漂流する、吹き流される、次第に散っていく、あてもなく放浪する、転々とする、知らぬ間に(…に)陥る、吹き積もる
rage = (抑えがたい)激怒、憤怒、激しさ、猛烈、猛威、熱望、渇望、大流行(のもの)
cling = (…に)くっつく、くっついて離れない、ぴったりつく、(…に)(手足で)しがみつく、すがりつく、抱き合う、(…に)執着する、愛着をもって離れない、(…に)しみこむ、ついて離れない
plunge = (…を)(…に)突っ込む、投げ込む、沈める、突っ込む、突き刺す、(…を)(…に)突きやる、(…を)陥れる、投じる
tan = なめす、日に焼けさせる、肌を焼く、ひっぱたく
patiently = 根気よく、気長に、じっとして
stalk = 茎、軸、葉柄、花梗(かこう)、(機械などの)細長い支え、(ワイングラスの)脚(あし)、(工場の)細長い煙突、獲物に忍び寄ること、そっと追跡すること、気取って大またに歩くこと
gruff = (しばしば不機嫌で)しわがれた、どら声の、どら声をした、荒々しい、ぶっきらぼうな、無愛想な
tropics = 熱帯地方、熱帯



実際に読んだ時の子供の様子
Bear と Polar Bear の違いは理解しているようで、この絵本をみてpolar bearと言っていました。そしてママと自分だというふうにこの絵本の親子をみて言っていました。文章が長いので最後までじっとしてくれませんでしたが、途中までしっかりと聞いてくれていました。
オススメしたい点
・海で漂流しているときに樽にしっかりつかまったラルスの頑張り、ジャングルのみんなの優しさなど心温まる絵本です。
・迷子になったら、人に事情を話してどうしたら帰ることができるのかを考えることも大切です。
・見渡す限り氷と雪の北極と木や葉っぱやいろいろな動物のいる熱帯の違いもなんとなく理解できます。
注意されたい点
・迷子にならないように本当に気をつけてもらいたいと思います。
まとめ
名作だなと読んで思いました。世界で翻訳され読まれている理由がわかるような気がします。ストーリーはとてもシンプルですが、熱帯からどうやって北極に帰ることになるんだろうとワクワクしながら絵本を読み進めることができました。
英語の文字数や文章は多いように感じますが、難しすぎることもなく、スラスラと読めました。3歳の娘にはよみきれませんでしたが、本に興味をもってきたので、もうすこしたってからまた読ませて感想を聞きたいと思います。


