英語の絵本「The Highway Rat 」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「The Highway Rat」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「The Highway Rat」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜10歳
重さ・サイズ:548.3g・縦約25.6cm✖️横約29cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:36ページ
英文法のポイント : 過去形



「The Highway Rat」の作者
Julia Donaldson / イギリス
Axel Scheffler / イラスト
公式HP
https://www.juliadonaldson.co.uk
Julia Donaldsonさんの他の作品
Julia Donaldsonさんはブリストル大学で演劇とフランス語を学びました。
「The Highway Rat」のストーリー
この絵本は道路にものを奪う悪いネズミがいて、みんなが色々なものを奪われてしまいますがある日1匹のアヒルによってみんなが助かるお話です。
ハイウェイラットは悪いやつでした。彼は欲しいものを奪い、奪ったものを食べました。彼の歯は鋭くて黄色く、マナーは乱暴で失礼で、かれは公道を馬に乗ってはしって、旅行者の食料を奪っていました。うさぎがきました。そしてハイウェイラットが道を塞いでいるので止まりました。「お菓子やプリンをよこせ!チョコレートとケーキをよこせ!私はハイウェイラットだ!私がほしいものをもっていく」うさぎはクローバーの束しかありません。そしてハイウェイラットはクローバーの束を奪っていきました。
リスがきました。そして止まって震えました。ハイウェイラットは「止まれ!あり金全部置いていけ」といいました。そして「バンズやビスケットをよこせ。チョコレートエクレアをよこせ」といいました。リスは「木の実しかもってないよ」といいます。「言い訳無用」といってうなり、木の実を取られてしまいました。アリが張ってきて、でんぐり返しで止まりました。ハイウェイラットは歯をむきだしにして怒鳴りました。「甘いものをよこせ!トフィーやかむお菓子をよこせ!」アリはお菓子をもっておらず、葉っぱしか持っていません、しかしその葉っぱも取られてしまいました。ハイウェイラットは猫からミルクを、クモからハエを、彼は自分の馬からもの干し草を奪いました。ハイウェイを旅するものはどんどん細くなっていき、ハイウェイラットは彼らの食べ物を奪いどんどん太っていきました。
1匹のアヒルが「ご機嫌いかが?」といって歩いてきました。ハイウェイラットは「何ももってないみたいだな」といい、「その場合には私はあなたを食べるぞ!」といいました。するとアヒルは「ちょっとまって。私には妹がいてあなたのすきなお菓子をもっています。私はあなたが彼女のことをたしかに気にいると思います。彼女は洞窟の中にいて、あの丘の上にいて、たくさんのビスケットやバンズがあります。」というと「案内せよ」とラットは言いました。そしてみんなで馬にのって丘に向かいました。ついに洞窟にきて、アヒルは洞窟にむかっていいました。「こんばんは。妹。」というと「姉ー。姉ー。姉ー。」と洞窟から声が返っていきます。ハイウェイラットは「ケーキとチョコレートはありますか?」ときくと、「チョコレート。チョコレート」と洞窟から声がします。ハイウェイラットは「それらをとりに行くぞ!」というと、洞窟から「とって下さい!」と声が帰ってきました。ハイウェイラットは馬を降りて、洞窟に入っていきました。
アヒルは馬の手綱を持って大急ぎで駆け降りました。そしてお腹を空かせている友達のもとに戻りました。それからみんなで鞍袋の中のごちそうをチェアしました。たき火をかこって歌や音楽をやダンスを踊りました。そのころラットは洞窟を通り抜けて、反対側の丘にでました。細く、灰色で大人しくなったラットはケーキ屋さんでゆかを掃く仕事につきました。



「The Highway Rat」の英語の難易度
難易度
英語のポイント
highway = 幹線道路、公道、本道、公水路、(水陸の)交通路、常道、順路
baddie = (映画・テレビ・小説などの)悪人、悪玉、犯罪者
beast = 動物、(特に、大きな)四足獣、(人間に対し)獣、畜生、獣性、家畜、牛馬、ひどい人、いやな人
pastries = pastryの複数形。ペーストリー、 パン菓子(類)
bound to = ~する運命にある
dull = 鈍い、なまくらの、鈍感な、愚鈍な、わかりの遅い、(…が)鈍くて、鈍く感じる、ぼんやりした、さえない、どんよりした
stand and deliver = 止まれ、あり金を全部置いて行け
rotten = 腐った、不潔な、悪臭を放つ、(道徳的・社会的に)堕落した、砕けやすい、もろい、柔らかな、とてもいやな、不愉快な、ひどい
snarled = snarlの過去形、または過去分詞。(…に)(歯をむきだして)うなる
no ifs and or buts = 言い訳をいってもダメ。弁解無用。
※詳しい意味は下記をご覧ください。
somersault = (前方・後方への)でんぐり返し、とんぼ返り、宙返り
goodies = goodyの複数形。おいしいもの、 (特に)キャンディー、 菓子、 アイスクリーム(など)
lead on = (続けて)案内する、だます、だましてしむける、だましてさせる、しむける、つり込む
strode = stride の過去形。(元気よくまたはいばって)大またに歩く、(…を)またぎ越す、またぐ
rein = (通例革製の、馬につける)手綱(たづな)、(幼児などにつけて一端を親が持つ)安全ひも、手引きひも、統御、制御、抑制
saddlebag = (馬などの背の両側につける)鞍(くら)袋、(自転車・オートバイなどの)サドルバッグ
bonfire = (祝いの)大かがり火、(野天の)たき火
meek = (腹を立てず)じっと我慢する、おとなしい、素直な、屈従的な、いくじのない



実際に読んだ時の子供の様子
rat とmouse の違いがはっきりと私が理解していなかったのですが、この絵本を読んで理解できるようになりました。娘も最初はmouseとずっと言っていたのですが、ratと途中から言ってくれるようになりました。
下記のマウスとラットの違いの記事をご覧ください。
https://hotlines.shop/article94/
オススメしたい点
・mouseとratの違いがはっきりわかる本です。悪いやつ=ratのように覚えることができます。
・悪いラットを賢いアヒルがやっつけるお話です。洞窟を使って大きな動物をやっつけるという話は他のお話でもみたことがあります。下記の「狐と洞窟」というお話も洞窟がでてくるお話です。この他にもたくさんの洞窟を使ったお話があります。
注意されたい点
・ハイウェイラットは悪い強盗なので、「よこせ!」や「あり金全部置いていけ!」などの悪者の表現がたくさんでてきます。
まとめ
イソップ物語のような悪い動物がでてきて、賢い動物がその悪い動物をやっつけるお話です。
わからない単語も出てきますが、ストーリーがわかりやすいので、単語がわからなくても読み進めることができる絵本です。


