英語の絵本「TINY CREATURES:The World of Microbes」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「TINY CREATURES:The World of Microbes」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「TINY CREATURES:The World of Microbes」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :4歳〜12歳
重さ・サイズ:531.8g・縦約29.5cm✖️横約25.6cm✖️厚さ約1.1cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は厚紙の画用紙のような手触りです。
ページ数:40ページ
英文法のポイント : 現在形、過去形



「TINY CREATURES:The World of Microbes」の作者
Nicola Davies / アメリカ
Emily Sutton /イラスト
公式HP
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Nicola_Davies_(author)
Nicola Daviesさんの他の作品
Nicola Daviesさんはイギリスの動物学者であり、作家です。



「TINY CREATURES:The World of Microbes」のストーリー
この絵本は微生物についてのお話です。
あなたは大きな動物と小さな動物を知っていますよね。しかし、数百万のものがこのアリのアンテナに収まるほど小さい生き物がいることを知っていますか?とても小さいので、アリのアンテナをクジラと同じくらい大きくして見せなければなりません。それらは植物や動物ではないので、目や頭や足や枝や根や葉はありません。だけどそれらは生きています。それらは微生物とよばれたくさんあります。1滴の海の水の中には2,000万も微生物がいます。それはニューヨークの市民の数と同じくらいです。スプーン1杯の土には10億もの微生物が存在します。それはインドの人口と同じ数字です。
微生物は海、陸、土、空気などいろいろなところに住んでいます。誰もいないような火山の中、岩の中、冷蔵庫の裏などにもいます。現在、地球上の人々よりも多くの微生物が皮膚に生息しています。そしてあなたの胃の中には10倍あるいは100倍もあります。しかしそれらは小さくて見えません。微生物は動物や植物の種類よりも多くの異なる種類があります。丸かったり、痩せてたり、貝みたいだったり、ぐにゃぐにゃだったり、揺れる尻尾があったり、デイジーにようだったり、宇宙船のようだったり、ネックレスのような微生物がいます。
微生物は植物や動物、油や岩などすべてのものを食べることができます。それらは小さすぎて口がないので、皮を通してだだ吸います。微生物が食べるものが一口で消えないのはそのためです。食料は堆肥に変わり、岩は土になります。そして微生物が十分に栄養を与えられているとき、もっと微生物を作ることがとても上手です。彼らは単純に分裂します。20分後2つから4つになり、8つになり16になります。1つの大腸菌から11時間半後この絵本のスペースいっぱいになり、20分後倍になりました。だからこそ、私たちが細菌と呼んでいる種類の間違った種類の微生物のほんの一部があなたの体に侵入してあなたを病気にします。それらはあなたの口や切り傷、時々昆虫が噛んだところから入ってきます。そしてあなたの体の中で分裂して行き、あなたを病気にさせます。なのでそれらを中に入れないようにするのが一番です。
幸運なことに人間を病気にさせる微生物は数種類です。ほとんどの微生物は他のことをするのに忙しいです。微生物は微生物を作るのがとても上手なので、それらはとても大きなことをするものもいます。彼らは山をすり減らし、崖を築くことができます。彼らは海を赤く染め、空を曇らせることができます。彼らは死んだものすべてをリサイクルして土を作り、新しい生命が芽生えるようにし、私たちの空気を呼吸しやすくするのを助けます。地球上の至るところでいつも微生物は食べて、分裂して形を変えています。彼らは世界の目に見えないトランスフォーマーであり、最も小さな生物が大きな仕事をしています。



「TINY CREATURES:The World of Microbes」の英語の難易度
難易度
微生物に関しましては難しい内容ではないです。数字や、倍などの英語の表現が出てきます。
英語のポイント
microbe = microbeの複数形。微生物、 (特に)病原菌
soil = 土、土壌、うわ土、農地、田園(生活)、土地、国
fridge = 冷蔵庫
skinny = やせこけた、骨と皮ばかりの
squishy = ぐにゃぐにゃの、びしゃびしゃという音のする、センチメンタルな、感傷的な
soak up = 吸う、喫う、吸い込む、吸込む、吸いこむ、吸収する、吸い込む、浴びる、吸い取る、受けながらも大したダメージを受けない
compost = 堆肥(たいひ)、積み肥え
split = (縦にまたは木目にそって)割る、縦に裂く、(…に)割る、裂く、(…を)裂きとる、分裂させる、仲たがいさせる、(…に)分裂させる、(…を)分割する、分ける
E coil = Escherichia coli = 大腸菌
transformer = 変化させる人、変圧器、トランス



実際に読んだ時の子供の様子
Tinyを教えたいと思い、この絵本を3歳の娘によみましたが、微生物が理解できないようでした。
オススメしたい点
・具体的な数字で微生物の多さを示してくれるので微生物はどんなに多いのかを理解することができます。
・微生物とは何かをなんとなく理解できる絵本です。専門用語がたくさんでてきて難しいのかなと思いましたが、そうではなく、子どもがわかりやすいように難しくない言葉で微生物を説明してくれています。
注意されたい点
・病気になるときに微生物が体の中に入ってと説明すると怖がる子どももいるかもしれません。
まとめ
目に見えない微生物は地球のために今日も頑張ってくれているんだなと感じました。BigやSmallやTinyなどを教えてあげようと思い、この絵本を選んだのですが、微生物は目に見えないので、3歳の娘は理解できないようでした。しかし、今後小学校や中学校で微生物の授業もあるので微生物を学ぶということはとても大事なことと感じています。時々この絵本を開いて呼んでみようと思いました。





