英語の絵本「King Henry’s Palace」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「King Henry’s Palace」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「King Henry’s Palace」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜10歳

重さ・サイズ:286.5g・縦約23.5cm✖️横約18.3cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:58ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「King Henry’s Palace」の作者

Pat Hutchins  / イギリス

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Pat_Hutchins

Pat Hutchinsさんの他の作品

Pat Hutchinsさんは「TheWind Blew」で、図書館協会から1974年のケイトグリーナウェイ賞を受賞しました。

「King Henry’s Palace」のストーリー

この絵本はヘンリー王の宮殿、ヘンリー王の誕生日、ヘンリー王のクリスマスプレゼントの3つのお話があります。

ヘンリー王の宮殿

ヘンリー王はとてもいい王様です。料理人は彼が好きで彼のために素敵な夕食を作りました。庭師は彼が好きで彼のために美しい植物を育てました。召使いも彼が好きで宮殿はいつもきれいに整頓されていました。兵士も彼がすきで彼のために交代で警備をしていました。王様はよくて幸せな小さな宮殿があり、荒れた不幸せな宮殿に住む意地悪なボリス王はその宮殿が欲しくなりました。

「なんと!」とボリス王が宮殿から行進してきたのをみてヘンリー王は言いました。「私たちは10人しか兵士がいないけど、彼には100もの兵士がいます」ボリス王は「私たちは100人の兵士がいて、彼にはたった10人しかいません」といいました。しかし賢いヘンリー王は兵士にはたと太鼓を王宮の壁に持っていくように言いました。それから召使にはパイプと刀をもっていくように言いました。それから庭師に大砲を置いている間にピストルをもってくるよう伝えました。そして「みて」と意地悪なボリス王は言いました。「10人の兵士が旗をもっている。それから他の10人の兵士が太鼓を持っていて、他の10人はパイプを持っている。そして他の10人は刀を持っていて、他の10人はピストルを持っている。それから他の10人が大砲を持っている。彼らは100人いるに違いない」といってボリス王と兵士達は逃げていきました。ヘンリー王は「100人の兵士が私の10人によって怖がっていきました」と言いました。

architecture building castle city
Photo by Pixabay on Pexels.com

「King Henry’s Palace」の英語の難易度

難易度

英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。

英語のポイント

servant = 召し使い、使用人、(神・芸術などの)しもべ、公務員

neat = きちんとした、こぎれいな、こざっぱりした、きれい好きな、身だしなみのよい、整った(形をした)、均整のとれた、手際のいい、巧妙な、適切な

tidy = きちんとした、こぎれいな、きれい好きな、整然とした、かなりの、なかなかよい

palace = 宮殿、(主教・大主教・高官などの)官邸、りっぱな邸宅、館(やかた)、(娯楽場・映画館・料亭などの)豪華な建物、殿堂、宮廷の有力者たち、側近

guards = guardの三人称単数現在。guardの複数形。(攻撃・危険などに備えて)(…を)守る、 護衛する

take turns = (…を)交替でやる、交替でする

nasty = (胸が悪くなるほど)いやな、不快な、汚らしい、ひどくいやな、荒れ模様の、意地の悪い、たちの悪い、卑劣な、意地が悪くて、卑劣で

wicked = (道徳的に)邪悪な、不道徳な、不正な、悪意のある、意地悪な、邪悪で、意地悪で、いたずらな、ちゃめな、不快な

oh dear = なんとまあ、やれやれだぜ、あらら

frightened = おびえた、ぎょっとした、(…に)怖がって、ぎょっとして、怖がって、(…を)いつも怖がって

woodwork = (家などの)木造部分、木工細工、木製品

collapsed = collapseの過去形、または過去分詞。つぶれる、 くずれる、 崩壊する、 落ち込む、 陥没する

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

KingとQueenがわかるようで、King Henry というとKingと楽しそうにイラストを見ていました。3歳の娘には話の内容はわからないかもしれませんが、Birthdayなどの単語にはたのしそうにHappy Birthday Kingなどと言っていました。

オススメしたい点

・3つのお話が入っているのでページ数は多いのですが、難しい単語などは使われておらず、文法も簡単でとても読みやすい絵本です。

・とてもいい王様で庭師も召使いも料理人もみんな王様が好きで楽しそうな暮らしをしていたことが想像できます。

・最初のヘンリー王の宮殿の話は10人の兵士しかいない宮殿をどのように100人で襲われそうになった時に撃退したのかと言うお話がと面白いです。

まとめ

物語をよみたいなとおもうときにさっと読める作品です。ベッドタイムストーリーにも長くなく、3つの作品に分かれているので途中まで読んだりできるところもいいなと思います。

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