英語の絵本「The Grouchy Ladybug」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「The Grouchy Ladybug」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「The Grouchy Ladybug」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜12歳

重さ・サイズ:474g・縦約27.7cm✖️横約26.5cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:48ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「The Grouchy Ladybug」の作者

Eric Carle / アメリカ

公式HP

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Eric Carleさんの他の作品

Eric Carleさんはくまさんくまさんなにみてるの?で絵本作家としてデビューしました。

「The Grouchy Ladybug」のストーリー

この絵本は日本語で「ごきげんななめのてんとうむし」という題名で出版されています。

夜になりほたるたちが月の周りで踊っています。朝の5時に太陽が登ってきました。友好的なてんとう虫が左から飛んできました。葉っぱにたくさんのアブラムシがいました。そのてんとう虫は朝食にしようと決めました。しかしちょうどそのとき、ごきげんななめのてんとう虫が右からやってきました。そのてんとう虫もまた朝食にしようとしました。友好的なてんとう虫は「おはよう。アブラムシをシェアしよう」といいましたがごきげんななめのてんとう虫は「いいえ。これは全部私のです。それとも私と戦いますか?」と叫びました。「そこまでいうなら」と友好的なてんとう虫はやさしくいい、他の虫をまっすぐみました。ごきげんななめのてんとう虫はあとずさりをして自信がないようみえました。そして「あなたが私が戦うのに十分な大きさではない」といったので友好的なてんとう虫は「ではもっと大きな虫を選んだら?」というと「そうするよ!見せてやる」といい飛んで行きました。

6時に黄色のジャケットに出会いました。「ねえ」とごきげんななめのてんとう虫はいいました。「ケンカしたい?」というと「あなたがそこまでいうなら」といい、針をみせてきました。「あなたは十分に大きくない」といいごきげんななめのてんとう虫は飛んで行きました。7時にクワガタに出会いました。同じく「ねえ、ケンカしたい?」ときくとあごを見せてきました。そしてごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。8時にかまきりにあいました。同じく「ねえ、ケンカしたい?」と聞くと長い前足を見せてきました。そしてごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。9時に飛び立とうとしている雀にあいました。同じく「ねえ、ケンカしたい?」ときくと鋭い嘴を見せてきました。そしてごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。10時にウミザリガニに会いました。「ねえ、ケンカしたい?」と聞くとはさみを伸ばしてきました。ごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。11時にスカンクに出会いました。「ねえ、ケンカしたい?」と聞くと尻尾を上げ始めました。ごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。12時にまだらの王ヘビに出会いました。「ねえ、ケンカしたい?」と聞くと「食事の後ね」といい、ごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。1時にハイエナに出会しました。「ねえ、ケンカしたい?」と聞くと不気味に笑い、歯を見せました。ごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。2時にゴリラにであいました。「ねえ、ケンカしたい?」と聞くと、胸をたたきました。ごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。3時にサイに出会いました。「ねえ、ケンカしたい?」と聞くと、ツノを低くしました。ごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。4時にゾウにであいました。「ねえ、ケンカしたい?」と聞くと、鼻をあげて、おおきなきばをみせてきました。ごきげんななめのてんとう虫は飛び立ちました。5時にクジラに出会いました。「ねえ、ケンカしたい?」と聞きますが、クジラは何も答えません。そしててんとう虫は飛び立ちました。5時15分にクジラのひれ状のあしに「ねえ、ケンカしたい?」と聞きました。答えがなかったので飛び立ちました。5時30分にひれに「ねえ、ケンカしたい?」とききました。しかし答えがなかったので飛び立ちました。5時45分にくじらの尾に「ねえ、ケンカしたい?」と聞きましたが、ピシャリと打ち、海を超えて陸まで飛ばしました。

6時に始まった場所まで戻ってきました。「戻ってきたんだね」と友好的なてんとう虫はいいました。「お腹が空いてるに違いないよね。アブラムシまだあるよ。夕食にどうぞ」といいました。そして「ありがとう」といって濡れて、疲れて、お腹のすいたてんとう虫は言いました。すぐにすべてのアブラムシはいなくなりました。「ありがとう」と葉っぱがいいました。「どういたしまして」と2匹のてんとう虫はいい、眠りました。一日中ねていたホタルがやってきて、月の周りを踊り始めました。

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Photo by Pixabay on Pexels.com

「The Grouchy Ladybug」の英語の難易度

難易度

英語のポイント

grouchy = 不平たらたらの、不機嫌な

aphid = アブラムシ、アリマキ

if you insist = そこまでいうなら

pick on = に小言を言う、のあら探しをする、を選ぶ

screech = (恐怖・苦痛などのために)聞き苦しい鋭い叫び声をあげる、キーキー鳴く、キーと音を立てる

jacket = (そで付きの短い)上着、ジャケット、上半身をおおうもの、(ジャケット状に)上をおおうもの、被覆物、(エンジンなどの過熱を防ぐ)水ジャケット、(砲身・弾丸などを包む)金属性のおおい、被筒、(本の)カバー、(紙表紙本の)表紙

stinger = 刺すもの、刺す動物、(刺す動物の)針、(植物の)刺毛、いやみ、当てこすり、皮肉、痛打、痛撃、スティンガー (ミサイル)

jaw = あご、(動物の)口、(谷などの)狭い入り口、(はさみ道具の)あご、死などに脅かされた状態、(つまらぬ)おしゃべり、雑談、話

lobster = ウミザリガニ、ロブスター、イセエビ、ロブスターの身

claw = (猫・タカなどの鋭く曲がった)かぎつめ、かぎつめのある足、(カニ・エビなどの)はさみ、つめ形のもの、(金づちの先の)くぎ抜き

bump into = …にドンと突き当たる、…にばったり出会う

spot = (特定の)場所、地点、(感情・気持ちなどの)点、所、個所、(周囲と違った色の小さな)ぶち、斑点(はんてん)、まだら、ほくろ、発疹(はつしん)

boa constrictor = 王ヘビ

happen upon = 通り合わせる、行き合わせる、行き合せる、行き会う、行会う、〔+前+(代)名〕偶然〔…に〕出くわす[思い当たる]、〔…を〕見つける

eerily = 不自然で不気味な方法で

さいran into = ひょっこり会う

lowering = 険悪な、今にも降りそうな、曇った、不機嫌な、陰うつな

lower = (…を)低くする、下げる、降ろす、落とす、低下させる、安くする、(…を)押さえる、くじく、へこます、我を折る

encounter = (偶然)出会う、出くわす、遭う、遭遇する、(…と)会戦する

tusk = (ゾウなどの)きば

flippers = flipperの複数形。ひれ状の足

fin = (魚の)ひれ、(アザラシ・ペンギンなどの)ひれ状器官、(潜水に使う)水かき、垂直安定板、(潜水艦などの)水平舵(だ)、5 ドル札

tail = (動物の)尾、しっぽ、尾のようなもの、(服・シャツなどの)すそ、たこ の尾、彗星(すいせい)の尾、テール、(音符の)符尾、おさげ、弁髪

slap = (平手で)ピシャリ(と打つこと)、拒絶、侮辱、非難

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

クワガタを覚え、スカンクやハイエナなどの今までしらなかった動物も何度も読んで覚えてくれました。時間の表記のところはあまり興味がないのか小さくて目にはいらないのか、まだまだ時間のところは繰り返してくれせん。

オススメしたい点

・1時間に1匹や1体などの虫や動物に出会うので、時間が学べることと、最後のくじらに出会う箇所では15分の単位と45分の英語の言い方を学ぶことができます。

・ごきげんななめのてんとう虫が強がっても勝てないのに、強がってしまう気持ちや友好的なてんとう虫のアブラムシを取っておいてあげた優しさも学べる絵本です。

まとめ

3歳の娘はthe very hungry caterpillar が大好きですが、この絵本も大好きです。本をめくるのが楽しいようで何度も読みました。

今年2021年5月23日にエリックカールさんは亡くなられてしまいました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。はらぺこあおむしなどの偉大な作品を生み出した天才がこの世を去ってしまい、また新しい作品がみれないのかと思うと残念でなりませんが、はらぺこあおむしや他の作品も含め、ずっとずっと愛され続けていくんだろうなと感じます。

はらぺこあおむしは曜日を学べますが、この絵本は時計の読み方を学べる絵本です。時計を学ばせたいと思っている子どもにおすすめの絵本です。

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