英語の絵本「The Librarian of Basra:A True Story form Iraq」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「The Librarian of Basra:A True Story form Iraq」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「The Librarian of Basra:A True Story form Iraq」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜12歳

重さ・サイズ:377.9g・縦約28cm✖️横約21.2cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:36ページ

英文法のポイント : 現在形、過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「The Librarian of Basra:A True Story form Iraq」の作者

Jeanette winter / アメリカ

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Jeanette_Winter

Jeanette Winterさんの他の作品

Jeanette winterさんはアメリカの作家兼イラストレーターであり、彼女の子供向けの本で最もよく知られています。その多くは歴史上の著名な女性、特に芸術家に関するものです。

「The Librarian of Basra:A True Story form Iraq」のストーリー

この絵本は日本語で『バスラの図書館員』ほんとうにあった話という題名で出版されています。

アリア・ムハンマド・バクルさんは砂で覆われたイラクの港町のバスラの図書館員です。彼女の図書館は本を愛する人出会う場所です。彼らは世の中のことや精神的なことを話し合います。今までは、、今は戦争のことばかり話しています。アリアは金の山よりも大切な本が戦争で燃えてしまうことを心配しました。本はあらゆる言語で書かれています。新しい本、古い本、700年前のムハンマドの伝記などです。彼女は知事に本を安全な場所に移す許可をお願いしましたが、彼は断りました。そこでアリアは自分で解決することにします。密かに、彼女は車に積んで毎晩自分の家に本をはこびました。

戦争のささやきが大きくなってきました。役所は図書館に移動しました。銃を持った兵士は屋上で待ちます。アリアは最悪の事態をおそれて待っていました。それからうわさは現実になりました。戦争はバスラまできました。街は爆弾と銃撃の火の粉に包まれました。アリアは図書館の職員として見て、政府職員や兵士は図書館を捨てました。アリアは本を守るためにのこりました。彼女は図書館の反対側でレストランを所有する友人のアニス・ムハンマドに「本を救うのを手伝ってほしい」と頼みました。「このカーテンで本が包めるよ。」「私の店のかごだよ」「この袋使える?」「この本達は守らなければ」夜通し、アリアとアニスと彼の兄弟と店員と近所の人で7フィートの壁を越えて運び、アニスのレストランに本を隠しました。本は隠されたまま、戦争は激化していきました。それから9日後、炎が図書館を焼き尽くしてしまいました。

次の日兵士がアニスのレストランにきました。「なぜ銃をもっているのですか?」と彼は聞きました。「私の仕事を守るためです」とアニスは答えました。兵士は中を調査することなしに去りました。ついに、戦争のひどい人は移動していきました。アリアはもし本が安全ならば、街が静かなうちにまた引っ越さなければならないと知っていました。なので彼女は30,000冊すべての本を雇ったトラックにのせて友達の家へ持って行きました。アリアの家には本が至るところにあります。アリアは待ちます。アリアは戦争が終わるまで待ちます。彼女は待って、平和を夢見ます。彼女は待って、新しい図書館の夢を見ます。しかしそれまでの間、本はバスラの司書のもとで安全です。

books on wooden shelves inside library
Photo by Stanislav Kondratiev on Pexels.com

「The Librarian of Basra:A True Story form Iraq」の英語の難易度

難易度

英語のポイント

matter = 問題、事、事柄、(原因となる)事柄、(…の)種、(漠然と)物事、事態、困ったこと、やっかいなこと、(精神界と対照して目に見える世界を構成している)物質

ancient = 昔の、往古の、古代の、古来の、古くからの、旧式の、とても古い、老齢の

biograohy = 伝記、一代記、伝記文学

govenor = (米国各州の)知事 (略 Gov.)、(県・地方・都市などの)長官、(銀行・官庁などの)総裁、長官、所長、院長、(学校・協会などの)理事、おやじ、父親、かしら

refuse = 断わる、拒絶する、拒否する、辞退する、はねつける、拒む、求婚をはねつける、(…に)断わる、(…に)拒否する、どうしてもしない

govement office = 官省;官庁;官;司;政庁;官府;役所;官署;庁舎;公文所

rumor = うわさ、風聞、流言

abandon = 捨てる、見捨てる、捨て去る、(中途で)やめる、(…を)やめて(…に)する、身を任せる、ふける

crate = (ガラス・陶器類を運ぶ)木枠、(果物を運ぶ)柳かご、(修理を必要とするような)おんぼろ自動車

sack = 大袋、そのひと袋分、袋、(婦人・子供用の)ゆるやかな上着、解雇、首、寝床、塁、ベース、(占領地の)略奪

rage = (抑えがたい)激怒、憤怒、激しさ、猛烈、猛威、熱望、渇望、大流行(のもの)

beast = 動物、(特に、大きな)四足獣、(人間に対し)獣、畜生、獣性、家畜、牛馬、ひどい人、いやな人

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

戦争の話はあまりよく理解できないようでしたが、図書館が燃えているというところは理解できたようで、Mommy its fire!と言っていました。

オススメしたい点

・イラクという国を知るきっかけになる絵本です。地球儀でイラクはどこかを説明しました。

・戦争とは何かにふれることができる絵本です。

・戦争によって、巻き込まれる図書館の本達のことを考えるきっかけになります。

注意されたい点

・この絵本は2003年7月27日のニューヨークタイムズ紙に掲載された記事が絵本になったものです。詳しく知りたいというかたはニューヨークタイムズ紙をご覧いただければと思います。

まとめ

イラク戦争について、いろいろな考えが人それぞれあると思いますが、この絵本は戦争を子どもに考えさせてくれるきっかけになる絵本だと思います。またイランって何?戦争って何?ということを少しだけ感じてくれたら、ニュースを見ている時にも少し何かを感じるきっかけになるのではないのかと思います。

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