英語の絵本「Friends Forever」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「Friends Forever」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「Friends Forever」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :5歳〜15歳

重さ・サイズ:511.7g・縦約29.5cm✖️横約21.5cm✖️厚さ約1.3cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りです。

ページ数:48ページ

英文法のポイント : 現在形、過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「Friends Forever」の作者

Roald Kaldestad  /   ノルウェー

Bjorn Rune Lie / イラスト

ウィキペディア  

https://no.wikipedia.org/wiki/Roald_Kaldestad

「Friends Forever」のストーリー

この絵本は引っ越してしまった向かいに住む親友の女の子のことを思う気持ちと自分の感情を空や天気に例えて今の気持ちを表している絵本です。

269間の雨の日には、木の葉がカレンダーのページのように浮かんでは落ちていくのを彼は見ていました。269日です。そして、雨が降るたびに彼女に会いたくなります。ガラスの窓ガラスに雨粒がぶら下がっています。彼は外の緑の色合いをすべて見ることができます。セントラル・ヒーティングが、巨大な猫の鳴き声のような安定した音を発しています。彼は猫を飼ってみたいと思っています。柔らかい猫が彼の膝の上で丸くなります。閉じた目は2本の線を描いています。

道路の向かいの家は空です。窓は黒い鏡です。彼は自分にもからの空間があると感じます。お父さんも家にいて、コンピューターで忙しく、彼の両親は彼がインフルエンザだと思っていますが、彼はそれよりもよく知っています。雨が降ると彼女が恋しくなります。すべてが動いています。カラスが木から木へと飛び回り、小鳥は生け垣から飛び立ち、電線に止まります。ディングドン。彼は胸がドキドキします。彼女はいつもベルを鳴らします。お父さんがドアを開けます。荷物を持った配達人です。彼は彼女が新しい家の窓のそばにすわっていることを想像します。彼女の大きな目とほっぺたのえくぼ。彼女は彼の大親友でした。

荷物は彼宛で彼女からです。大きな箱の中には小さなチョコレートのバーが入っています。思わず笑みがこぼれます。そしてその下に何かが貼られているのに気づきます。赤いクレヨンで「うん?うん?」と書かれています。

あなたとレナは木に座ってキスをしています。彼らはそれを気にしていませんでした。体育館裏の森に逃げ込み、巨大な松の木の下に松ぼっくりの要塞を作ったのです。彼女は毎日、彼に付き添って家に帰り、木に登り、チンパンジーのように枝からぶら下がっていました。彼らは飛び跳ねてスキップをして笑いました。食べる時間がない時、ついに、狼のようにパンを2人でむさぼりました。それからソファにちぢこまり、ゲームや映画を見ました。彼女は彼の家で寝ました。暗闇で光る地球儀は明るく輝き、彼らをそれぞれの綿毛の夢の中へと巻き込みました。

ママはソフェに寝そべってテレビを見ています。パパはまた旅行に出かけていて、毎晩電話をかけてきます。ママは静かにきいて、たくさん笑います。彼はベッドに横になり、お腹が暖かくなるのを感じます。パパはいつもお土産を持ってかえります。今回はおもしろい帽子です。

彼は雨の中立ちます。コートのフードの上に雨が降り、川や道に沿って流れていき、彼のレインコートの中は暖かくて乾燥しています。365のうち269。彼はそれが何%なのかを考えてみます。彼は私道の端にある郵便受けを開けて、暗闇の中覗き込みます。白いものが中に入っています。封筒には彼の名前があって、ミルクチョコのバーがはいっています。メモには赤いクレヨンで「いいえ、いいえ」と書いてあります。

何もかも同じです。雨は止んで、だけど、山の上の雲、木の上の霧。古い侍みたいに大きな松の木が立っています。彼はダウンジャケットをきて夜外に出ます。彼は道をぶらつき、小石を蹴ります。そして月の軌道を想像します。フットボール会場からはからした声の応援が聞こえてきます。彼女が去る後、彼はこの窓辺に座っていました。彼女は手を振っていて黒い車が角を曲がって消えていくのを見ました。誰にでも親友がいるというわけではない、と彼は思います。いつも空はおじいちゃんのスリッパや鉛筆の芯のように暗いです。鉛筆を斜めに持って、紙の上の大きな部分に色を塗っていきます。今日は彼女が去って1年です。269日雨の日です。

ある日の帰り道2人の大きな、タフな少年達が彼らの行手を阻みました。彼は気分が沈みました。彼は走って逃げたかったけど、少年たちの方が速いことも知っていました。彼女は胸の前で腕を組み、彼らの真っ正面にたちました。少年たちはにやにや笑って、お互いを突きました。しかし、彼女はしっかりと地面に足をつけて立っており、その黒い目は彼らを睨んでいました。少年たちは肩を竦めて歩いて行きました。彼女はゆっくりと振り返り、微笑みました。夏だったので彼らは田舎を出て、海岸へ自転車で向かっていました。彼女の長い髪が後ろに流れています。彼は乾いた土地に立ち、水につま先を浸しました。水は氷のように冷たかったです。彼女は鼻をつまみもせずに飛び込みました。

彼は遊び場にそばにたち、友達にさよならをいいます。彼は家に帰りながら269を数えます。彼は森の中の道を行きます。家に着くと彼は本を見つけて、窓のそばの心地の良いいすに座ります。彼には本当に猫が膝に乗るべきです。暗い家の中で、小さな部屋を古いランプが照らします家は静かです。目をつぶって彼は自分が存在しないと想像します。しかしその時パパとママがかえってきました。彼らは牡蠣をかき乱していて、話して笑っています。そして、鍋やフライパンがカタカタと音を立て、キッチンの扇風機がうなりを上げ、お湯が沸き、フライパンがジュージューと音を立て、水道が流れます。「学校どうだった?」とママが聞き、「よかったよ」というとパパも「よかった!」といい背中を軽く叩きます。夕食の後、部屋に行き本を読み、雨がまどを叩きます。

春のにわか雨、小雨、霧雨、夏の豪雨、霧、嵐のような雲行き、秋のにわか雨。彼女は彼の中に太陽を昇らせ、輝かせました。彼女はいつも彼に良いことが起こると感じさせてくれました。

ある日彼は 家の外に止まる黒い車を見つけます。彼は洋服をきて玄関から走って道を渡ります。彼女のお母さんは「久しぶりだね!元気?」と言います。彼は「うん!」と息を切らしていいます。「レナは街では幸せ?」と聞くと、お母さんはうなづいて微笑みます。彼もうなづいて部屋に戻ります。

彼らは野原をダッシュして駆け抜けていきました。「私の足の下には火がある」と彼女は叫び、彼は草の房につまずき、転がりながら彼女をつかみ、二人はもつれ合うようにして転がった後、止まり、着地した場所に横たわった。目覚めたとき、彼はその意味を理解します。
彼は体を起こし、ベッドサイドテーブルの引き出しを開け、手紙を見つけてほほえみました。光るヨーヨーだ!桜の木の下に埋められていたのと同じものです。それはまだ暗闇の中で明るく点滅しているだろうか?

空は青く、雲がありません。黄色い車が空き家に停まっています。彼はトルコ帽をかぶって、窓台に顎をつけて休んでいます。自分が鉢植えになったと想像します。女性と男性が箱を家の中に運んでいます。しばらくした後、黒い車のドアがあき、女の子が出てきました。彼女は腕に猫を抱えています。彼はベッドによこになって地面に埋めたヨーヨーのことを考えています。地面の下で明るく点滅していると思うと嬉しいです。それはそこにあるべきです。彼は目をつむり、眠りにつきます。

「Friends Forever」の英語の難易度

難易度

英語のポイント

suspend = つるす、掛ける、(沈みも落ちもしないで)宙に浮かせておく、浮遊させる、(一時)中止する、一時停止する、しばらく見合わせる、保留する、延期する、出場停止にする

windowpane = 窓ガラス

blade = 刃、刀身、刀、(安全かみそりの)刃、(アイススケートの)刃、(イネ科植物の)葉、葉身、葉片、(かい・オールの)水かき、(プロペラなどの)羽根

hedge = 生け垣、垣根、障害、障壁、防止策

patch = (つぎはぎ用の)あて布、つぎあて、つぎはぎ細工 用の布きれ、(周囲の色と違った色の不規則な)斑点(はんてん)、まだら、眼帯、(ひと張りの)こう薬、ばんそうこう、(耕作した)小地面、一区画

emit = 放射する、発する、吐く、発行する、(電波で)送る

central heating = 集中暖房(装置)、セントラルヒーティング

flu = インフルエンザ、流感

in motion = 移動中

thud = ドシン、ドタン、バタン、ドサッと落ちる,ドシンと鳴る[当たる].

dimple = えくぼ、小さなくぼみ、(雨滴などで水面に生ずる)さざ波

can not help but = せざる得ない、やらざるを得ない、せざるを得ない、居られる、〈押え切れない〉・堪らない、…せずにはいられない、〈するまいとしても〉・…せざるを得ない

accompany = 同行する、ついていく、(…に)(同時に)伴う、(…と)同時に起こる、(…に)(…を)伴わせる、添える、(…の)伴奏をする、(…で)(…の)伴奏をする

devour = むさぼり食う、がつがつ食う、(…を)滅ぼす、(…を)のむ、むさぼり読む、(…を)食い入るように見つめる、(…に)熱心に聞き入る、夢中にさせる、悩ませる

huddle = ごちゃごちゃに積み重ねる、ごたごた集める、詰め込む、ちぢこまる、急いで着る

globe = 球、球体、地球儀、天体儀、地球、天体、球状のもの、ランプのかさ、電球、金魚鉢

lie on = 積もる、のしかかる、もたれる

gush = どっと流れ出る、ふき出る、噴出する、(感傷的に)しゃべり立てる

out of = …の中から外へ、…の外へ、の中から、…の範囲外に、…の届かぬところに、から離れて、…を脱して、…がなくて、…を失って、が不足して

work out = 次第に出てくる、(…に)算定される、解ける、出る、(うまく)いく、結局(…と)なる、訓練する、練習する、運動をする

awful = ひどい、(程度が)非常な、すごい、恐ろしい、すさまじい、畏怖(いふ)の念を起こさせるような、荘厳な

driveway = (建物・車庫などから道路までの)私設車道、車道

envelope = 封筒、包み、おおい、外被、(気球の)気嚢(きのう)

orbit = (天体や人工衛星などの回る)軌道、軌道の一周、(原子核の周囲を回る電子の)軌道、活動範囲、(人生の)行路、生活過程、〈天体・人工衛星などが〉〈…の〉周りを軌道に乗って回る、旋回する

pebble = (水の作用で丸くなった、海浜・川床にある)小石、小さな玉石

stroll = ぶらつく、散歩する、流浪する、巡業する

hoarse = かすれた、かれた、しゃがれ声の

dazzle = 目をくらます、まぶしくする、眩惑(げんわく)させる

pencil lead = 鉛筆の芯

angle = 角度、角、(建物・部屋・家具などの)角(かど)、隅(すみ)、見地、立場、腹黒いたくらみ、陰謀

head- on = 正面の、まっこうからの

dim- witted = ばかな、うすのろの

smirk = (得意そうに)にやにや笑う

shrug = (両方の手のひらを上に向けて)すくめる

nudge = (注意を引くためひじで)そっと突く、そっと突く、(ひじで)そっと(横に)押して動かす、ひじで押しながら進む、そっと動かす

glaring = ぎらぎら輝く、まばゆい、いやに目立つ、けばけばしい、どぎつい、にらみつける

fade = (若さ・新鮮さ・美しさ・強さなどが)衰える、しぼむ、しおれる、次第に消えていく、次第に消えて(…に)なる、薄れる、あせていく、(次第に)消え去る、姿を消す

stream = 流れ、川、(特に)小川、(液体・気体などの)一定の流れ、流出、奔流、(時・思想などの)流れ、傾向、(能力別による)学級、分級

playground = (学校の)運動場、遊び場、行楽地、活動の場

ought to = なければなりません;ねばならない;なければいけない、するべきだ

ruffle = くしゃくしゃにする、(…を)波立たせる、(怒った時などに)逆立てる、かき乱す、あわてさせる、いらだたせる、怒らす、(…に)ひだを取る、ひだべりをつける、低くどろどろと鳴らす

pat = (手のひらなどで)(…を)軽くたたく、なでる、(…を)(…で)軽くたたく、(…を)(…に)軽くたたく、(…を)軽くたたく、(…を)軽くたたいて(…に)する、(…を)(…で)軽くたたいて(…に)する

drizzle = 細雨、霧雨、こぬか雨

downpour = どしゃ降り

springshower = 春時雨、春驟雨

spot = 〈…を〉見つける,見抜く,見分ける、ぽつぽつ〔雨が〕降る、目星をつける,言い当てる、斑点をつける,〈…を〉ぶちにする、汚す

out of breath = 息を切らして、あえぎながら、息せき切って

fez = トルコ帽、フェズ

window sill = 窓敷居、窓台

tuft = 房(ふさ)、やぶ、木立、茂み

halt = 立ち止まる、停止する、ためらう、ためらいながら歩く、不完全である

carousel = メリーゴーラウンド、回転木馬、(空港で乗客の荷物を運ぶ)回転式コンベヤー

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

3歳の娘にはすこし長すぎることとイラストが暗いのであまり興味を持ってもらえませんでしたので、読み切ることができませんでした。

天気などが好きなようなので、雨が降ったねとか雨がやんだねなどをイラスト見てページをめくりました。

オススメしたい点

・親友というものがいかに大切な存在なのかを感じることができる絵本です。

・いつも勇気づけてくれる親友がいなくなって寂しい気持ちもあるけれど新しい出会いもあるということを教えてくれる絵本です。

・単語もストーリーも少し難しめなので、小学生以上に読んでもらいたい絵本です。

注意されたい点

・引っ越してしまった親友がいる子が読むと親友のことを思い出して悲しくなる子もいるかもしれません。

まとめ

親友と遊んだ描写が細かく、きっと単語をはっきりと理解すると、その場面が想像できるように素敵な描写なんだろうと思います。

私にはここまでと呼べるほどの大親友はいなかったような気がしますが、大好きな友人、引っ越してしまった友人を思う気持ちは理解できます。小学校から仲良く、中学校の頃に引っ越してしまった友人がいなくなった寂しい気持ちはとても理解できます。

いつでもおいていかれる方がさみしいのかなと思います。

今がとても悲しいとか親友がいなくなってさみしいとかそのような思いをされている方に読んでもらいたい一冊です。そして、寂しい気持ちをずっとひきづらずに、新しい出会いがまっているということも伝えてくれるような絵本です。

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