英語の絵本「The Quilt maker’s Gift」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「The Quiltmaker’s Gift」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

この記事を読んでわかること

「The Quiltmaker’s Gift」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :5歳〜12歳

重さ・サイズ:424.3g・縦約26.1cm✖️横約23.7cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:56ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「The Quiltmaker’s Gift」の作者

Jeff Brumbeau / アメリカ

Gail De Marcken / イラスト

https://kids.scholastic.com/kids/author/jeff-brumbeau/

Jeff Brumbeauさんの他の作品

ジェフは、ガソリンの入れ方、大工仕事、ペンキ塗り、メールルーム、洗車場、工場、お菓子屋さんでの仕事、ワイオミング州の石油採掘場、広告業界など、英語の学位にふさわしいさまざまな仕事を経験したそうです。
自立した自給自足の女性に早くから触れていたことが、後に児童書『恋する月の男』や『キルメイカーの贈り物』を書くきっかけになったとジェフは考えています。

「The Quiltmaker’s Gift」のストーリー

この絵本は山の上に住むあるキルトメーカーの老女がおり、その老女はキルトを縫っては貧しい人に与えていました。町ではプレゼントをもらうことが大好きな王様がいて、すべての人からプレゼントをもらっていました。ある日キルトメーカーの美しいキルトの話を聞き、キルトをもらいに兵士たちを引き連れていきますが、断れてしまいます。怒った王様はキルトメーカーの女性に熊の洞窟の中に閉じ込めたり、湖の小さな岩に立たせたりしますが、キルトメーカーは動物たちに救われます。王様はどのようにしてキルトを手に入れることができたのでしょうか?というストーリーです。

昔、青い霧のかかった山の上に家を持っていたキルトメーカーがいました。一番年上の曾祖父でさえ、彼女がそこにいなかった時のことを思い出せないほど、毎日毎日縫い物をしていました。青は深い海から、白は最北の雪から、緑や紫は豊富な野草から、赤やオレンジやピンクは最も素晴らしい夕日から来ているようでした。彼女の指は魔法が使えるという人もいました。ある人は、彼女の針や布は魔術師の贈り物だとささやきました。また、「天使の肩からキルトが降ってきた」という人もいました。たくさんの人々は彼女は山を登り、ポケットを金でいっぱいにし、彼女のキルトを買いに来ました。しかし女性はキルトを売りませんでした。「私は貧しい人やホームレスにキルトをあげます。お金のためではありません」とドアを叩くものに言いました。

暗くて寒い夜には、女は山を下りて下の町に行っていました。そして、石畳の道を歩き回り、寒さの中で外で寝ている人を見つけるのです。そして、バッグから完成したばかりのキルトを取り出し、震える肩に巻き付けて、しっかりと抱きしめ、忍び足で帰ります。それから次の日の朝、ブラックベリーティーを飲みながら、新しいキルトを作ります。

この時代には、権力と欲にまみれた王様が住んでいて、王様はプレゼントをもらうのが大好きでした。クリスマスや誕生日に何百、何千ものプレゼントをもらっても満足しませんでした。そのため、法律で王様の誕生日は年に2回という法律ができました。それにも満足しない王様は兵士たちに、まだ贈り物をしていない数人の人々を探すように命じました。王様は長い年月の間に、世界中のほとんどの美しいものを所有するようになりました。城のすみからすみまで、上から下まで、すべての引き出しや棚や箱まで数え切れないものがしまわれていました。光るものや輝くもの、変なものや実用的なもの、不思議なものや魔法のようなものなどあまりにもたくさんの物があるので、王様は自分が持っている物のリストをすべて保管していました。しかしこんなにたくさんの楽しむ宝物があっても彼は笑わず、全く幸せではありませんでした。「どこかに私を幸せにしてくれる美しいものがあるはず。そしてそれを手に入れたいんだ!」としばしば言いました。

ある日兵士がキルトメーカーの話を王様に伝えました。王様は足を踏み鳴らして、「その人が私に彼女のキルトを一度もプレゼントしたことがないのはなぜだろう?」と強く尋ねました。「彼女は貧しい人のためにしか作らないようです。そしてお金では買えないそうです。」そして王様は馬に乗って1000人の兵士を連れてキルトメーカーに会いに行きました。女性は「私のキルトは貧しくて必要な人のためだけです。あなたはそうではありません。」と言いますが、王様は「キルトが欲しいんだ!そのキルトが私を幸せにしてくれるかもしれない」と言います。上司はすこし考えて「自分の持っているものすべてをプレゼントしなさい。それから私はあなたにキルトを作ります。あなたが贈り物をするたびに、私は別の作品を縫い付けていきます。最後にあなたのものがすべてなくなったとき、あなたのキルトは完成します。」といいました。王様は「私の素晴らしい宝物をすべてあげるの?いやだ。」そして、兵士たちに命じて、美しい星のキルトをキルトメーカーから奪い取ろうとしました。しかし、彼らが彼女に殺到したとき、彼女は掛け布団を窓の外に放り出すと、大きな風がそれを上へ上へと運んでいきました。

王様はとても怒りました。そして、その女性を町に連れて行き、別の山に登らせて、王室の鉄工所に太い鉄の腕輪を作らせたのです。そして、寝ている熊の洞窟の岩に鎖で繋がれてしまいました。もう一度王様はキルトを作るよう聞きましたが、女性は拒否しました。そして熊の洞窟に取り残されてしまいました。熊が起きて女性を見ると、力強い足で立ち上がって、彼女の骨を揺さぶるような咆哮をしました。彼女は熊をみて悲しそうに頭を振りました。「あなたが不機嫌になるのも当たり前よね。あなたには、夜に頭を休める岩しかありません。腕一杯の松葉を持ってきてくれれば、私のショールで大きな枕を作ってあげよう。」といいました。熊は親切にしてもらい、彼女の鉄の鎖を壊し、一緒に夜を過ごして欲しいと頼みました。

王様は、欲張りなことは得意ですが、意地悪なことは苦手でした。女性を洞窟に入れた夜、彼は眠れませんでした。「なんてことをしたんだろう」そして彼は兵士を起こし、女性を救うためパジャマのママ洞窟に向かいました。しかし彼が女性を見つけた時、2人はベリーとはちみつで朝食を食べていました。王様は申し訳ない気持ちを忘れて、また怒り、王家の島職人に命じて、女がつま先立ちできる程度の大きさの島を作らせた。そして女性を湖のちっちゃな島へ残していきました。彼が去った直後、キルトメーカーは湖の上を飛ぶスズメを見ました。冷たくて荒々しい風で岸まで飛べそうにないと思ったので、スズメに肩にのるよういいました。そして震えているスズメに紫のベストの切れ端でコートを作ってあげました。暖まって風が止むと鳥は飛んでいきました。すぐにスズメの大群で空が暗くなりました。何千枚もの羽が一斉に打ち鳴らされ、急降下して小さなくちばしで女性を持ち上げ、無事に岸に運びました。

そしてその夜、王様はまた「なんてことをしてしまったんだろう」とうめきました。そしてまたパジャマのままで湖に行きました。しかし彼が到着した時、女性は木の枝に座って、スズメたちに紫の小さなコートを縫っていました。そして王様は「お手上げだ!キルトをくれるためには何をすればいいですか?」と女性に尋ねました。女性は「私がいったように、あなたのものをみんなあげなさい。そしたらキルトを縫ってあげます」と言いました。王様は「できないよ、私の素晴らしい美しいものを私は愛してるから」というと女性は「でもそれはあなたを幸せにしないでしょ?それの何がいいの?」と言いました。そして何週間かたちついに「宝物を手放さなければならないのなら、そうしなければならない。」と王様は言いました。顔をしかめながらも、ようやく1個のビー玉を出しました。それを受け取った少年がとても明るい笑顔で返してくれたので、王様はもっと多くのものを取りに行きました。結局、彼はベルベットのコートを山ほど持ってきて、町中を回って、ボロ服しか着ていない人にプレゼントしました。しかし王様はまだ笑顔にはなりません。続いて王様は、ワルツを奏でる青いシャム猫100匹と、ガラスのように透明な魚12匹を連れてきました。そして、王様は本物の馬を乗せたメリーゴーランドを出すように命じました。子供たちは大喜びで泣き、彼の周りを回っていました。そしてすこしだけ王様は微笑みはじめました。

王様は周りを見渡して、踊りと陽気さ、そして贈り物がもたらした幸せを見ました。子どもは王様の手をとり、踊り、王様は大きな声で笑いました。王様は「これはどうしたものか?自分の物を手放すことで、どうしてこんなに幸せな気持ちになれるのでしょうか?全部出そう!」といいました。一方でキルトメーカーは約束通り王様への特別なキルトを作り始めていました。彼が贈り物を送ると、彼女は他のピースを追加していきました。王様はあげ続けました。町にはもう誰ももらっていない人はいなくなると、彼は他の世界にいくことにし、彼の贈り物をもらう人を探しにいきました。そして、何年も何年も、王様がゆっくりと荷馬車を空にして、世界中の笑顔のために宝物を交換している間、キルトメーカーの窓辺にはメッセンジャーのスズメが飛んできました。キルトはどんどん美しくなっていきました。そしてある日、疲れたスズメが針にとまりました。そして彼女は最後のステッチをして、王様を探しに行きました。

長い間探し、ついに王様を見つけました。王様の服はボロボロで、ブーツから足の指が出ていました。しかし彼の目は喜びで輝いていました。キルトメーカーは、バッグから王様のキルトを広げてみました。それは、ハチドリや蝶が飛び交うほど美しいものでした。そして爪先立ちで、優しく王様を包んであげました。王様は「これは何?」と聞きました。「昔約束したものよ。あなた自身が貧乏になったとき、そのときだけ、私はあなたにキルトをあげます。」と女性は答えました。王様は「私は貧乏に見えるかもしれませんが、これまでに与えた幸せや受け取った幸せの記憶で満たされています。私は私が知っている中で最も豊かな男です。」といいました。「それでも、私はあなたのためにキルトを作りました」といい、キルトをかけました。「ありがとう」と王様はキルトを受け取り、「私はそれを受け取りますが、あなたが私からの贈り物を受け取ってくれる場合に限ります。最後にもうひとつ、宝物があるんです。ずっとあなたのために取っておいたのです。」そして、そのおんぼろワゴンから王様が玉座を出してきました。「着心地がよく、長時間のソーイングにはぴったりです。」と王様は言いました。その日から、王様は雲の中のキルトメーカーの家によく来るようになりました。昼間はキトメーカーが売らない美しいキルトを縫い、夜は王様がそれを町に持って行きました。王様は、貧しい人々や落ち込んでいる人々を探して、何かを与えている時が一番幸せでした。

woman in yellow long sleeve shirt sitting on bed
Photo by cottonbro on Pexels.com

「The Quiltmaker’s Gift」の英語の難易度

難易度

英語のポイント

recall = (…を)(意識的に)思い出す、思い出す、(…が)思い出す、(…を)思い出させる、思い出させる、(…へ)呼び戻す、(…へ)(解任するために)召還する、回収する、リコールで解任する、リコールする

abundant = (あり余るほど)豊富な、(…に)富んで、(…が)豊富で

needle = 針、縫い針、編み物針、(外科・注射用などの)針、注射、(彫刻・レコードプレーヤー用などの)針、磁針、羅針、(マツ・モミなどの)針状の葉、針晶

thread = 糸、縫い糸、織り糸、糸のように細いもの、筋道、脈絡、生命の糸、人間の寿命、ねじ山、服

bewithched = bewitchの過去形、または過去分詞。(…に)魔法をかける

burst = 破裂する、爆発する、張り裂ける、はち切れる、決壊する、急に開く、ぱっと開く、はじける、ほころんでなる、(いっぱいで)はち切れる

cobble = 修繕する、(…を)つぎはぎして雑に作り上げる、丸石を敷く

steam = 蒸気、スチーム、蒸気の力、湯気(ゆげ)、力、元気、蒸す

greedy = 食いしんぼうの、貪欲(どんよく)な、欲ばりの、(…を)切望して、渇望して、しきりにしたがって

throughout = (場所を表わして)至る所、すっかり、すみからすみまで、(時間を表わして)その間ずっと、終始

trunk = (木の)幹、樹幹、(首・四肢と区別して体の)胴、胴体、(ものの)本体、主要部、(一人で持ち運びができないほどの大きな旅行用)大かばん、トランク、(自動車の)トランク、荷物入れ

coutless = 数え切れない、無数の

stash = こっそりしまう、隠す、蓄える

shimmer = ちらちら光る、かすかに光る、揺らめく

glow= 熱(光)、赤熱(光)、(赤い)光、輝き、(ほおの)赤らみ、紅潮、よい色つや、(身体の)ほてり、暖かさ、高まり

whimsical= 気まぐれな、むら気な、変な、妙な、こっけいな

practical = 実際的な、実践的な、(事を処するのに)現実的な、実務向きの、手際のよい、働きのある、実用一点張りの、散文的な、実用的な、実際に役に立つ

demand = (…を)要求する、要求する、(…と)要求する、(…を)(権威をもって)問いただす、言えと要求する、詰問する、強く尋ねる、(…を)必要とする

seize = (…を)(突然ぎゅっと)つかむ、握る、捕まえる、乱暴につかむ、捕らえる、逮捕する、(強権をもって)差し押さえる、押収する、強奪する、奪う

bracelet = 腕輪、ブレスレット、手錠

rattle = ガタガタ鳴る、ガタガタ走る、(車を)ガタガタいわせて走る、疾走する、べらべらしゃべる

shawl = ショール、肩掛け

wail = 泣き叫ぶ、声をあげて泣く、(…を)泣いて悲しむ、嘆き悲しむ、むせぶ、もの悲しい音を出す、不平をいう、こぼす

fierce = 獰猛(どうもう)な、凶暴な、激しい、すさまじい、猛烈な、荒れ狂う、不快な、ひどい

moan = (苦痛・悲しみの)うめき(声)、(風などの)うなり声、悲しげな声、不平、不満

limb = (人・動物の胴体・頭部と区別して)肢(し)、(木の)大枝、突き出た部分、手先、子分、いたずらっ子、わんぱく小僧、(太陽・月などの)へり、周縁、(葉などの)へり

frown = (怒ったり考えこんだりして)まゆをひそめる、顔をしかめる、(…に)しかめっつらをする、難しい顔をする、(…を)認めない、(…に)賛成しない、難色を示す、威圧的な様相を示す

marble = 大理石、(個人・博物館所蔵の) 大理石彫刻物、ビー玉遊び、(ビー玉遊びの)ビー玉、分別、理性

rag = ぼろ、ぼろきれ、ぼろ服、衣服、着物、(製紙・詰め物用の)ぼろ、小片、断片、少しも(…ない)、かけらも(ない)

siamese cat = シャム猫

cartwheel = (荷車などの)車輪、大型貨幣、1 ドル銀貨、(曲芸師の)横とんぼ返り、側方転回

meanwhile = (2 つのことが起こる)その間に、(次のことが始まる)それまでは、(一方)その間、そうしている間に、話変わって(一方)

weary = 疲れた、疲労した、(…で)疲れて、退屈な、あきさせる、うんざりする、(…に)あきあきして、うんざりして

tatter = 布または紙の小さな一片

thunderous = 雷を起こす、雷のきそうな、雷のような、とどろき渡る

nevertheless = それにもかかわらず、それでも

throne = 王座、玉座、王位、帝権、便座、便所、座天使

rickety = ぐらぐらする、がたがたの、よろよろの、よぼよぼの、くる病にかかった

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

3歳の娘には文章や物語がすこし長すぎるのでじっとはみてられませんでしたし、私も全部、声に出して読むのはすこし疲れてしまいました。

オススメしたい点

・わがままな王様をキルトメーカーの老女が正すお話です。

・人からものをもらう喜びよりも人にものをあげる喜びが勝ることを教えてくれる絵本です。

注意されたい点

・キルトを縫い方などは下記をご覧ください。

https://www.instructables.com/How-to-sew-a-quilt-Quilting-101/

https://yokomachinequilting.com/archives/462

まとめ

BOOK OF THE YEARを受賞している絵本で気になっていた絵本です。欲張りの王様がどんどんいい王様に変わっていく様子がみていて爽やかな気分になりました。読んでいると、人に何かを与えてもらうよりも、自分で自分のしたいことをしたり、誰かに「ありがとう」と言われることをした方が嬉しいという気持ちが伝わってきます。そして自分もそのような人間でありたいと思える作品です。

すこし長いので、もうすこし短かったら、グリム童話とかそういう感じでもっと有名になってもいいのにと思いました。

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